経営者の悩みの発端は、業績の低迷や市場の停滞などですが、その要因を傾聴していくと、ほとんどの場合「社員が方針やビジョンを理解してくれない」「幹部がなかなか育たない」「組織がうまく動かない」などに帰着します。 それは本当でしょうか。
経営者が指し示す理念やビジョンは、本当に社員全員に周知・理解されているでしょうか。私たちはこれまで数多くの中小規模の企業で組織強化支援に携わってきました。その中で必ず行き着く問題が、経営者と社員、社員間の相互理解に対する温度差でした。

会社・組織は人で決まります。
経営者には周知のことであり、研修などを通して育成に力を注ぐ会社は少なくありません。それでも尚、経営者は前述のような悩みを慢性的に抱えています。
それは示された方針やビジョンに対して、社員が「何を、どの程度、どのように」個々の業務に落とし込むべきなのかを明確に捉えられないためです。もし一人一人が経営者の考えに共感し、個々の役割において自ら考え、話し合い、実行することができれば全体としての組織も、これまでとは違う変容を遂げていくことになります。

「未来創造会議」は、共感と対話によって経営者と社員、社員間の関係性を深め、一人一人の潜在的な力を最大限に引き出す風土を整える取り組みです。
階層ごとに設定したテーマのもとで会議運営を行い、経営者と働く人のベクトルを合わせながら会社の”あるべき姿”を掘り起こしていきます。この全員参加のプロセスが、社会が求める価値と調和する強くしなやかな組織力を創り上げていく源泉です。
「組織力を高めたい」とお悩みの経営者の皆様に、ぜひ「未来創造会議」導入をご一考いただければと思います。