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10/ 6[経営支援]
おすすめBook 会社は毎日つぶれている
「会社は毎日つぶれている」 西村英俊著
経営者の皆様、日々の社長業お疲れ様です。
皆様は社長心得の第一条は何だとお考えですか?
新しいビジネスモデルをたくさん作り出すことでしょうか?
業界でトップを狙うこと? それとも・・・
会社を成長させなくてはいけない! 売上げを5億円から10億円へ!
従業員を10名増やすぞ!
確かに、志はすばらしいです。
しかしながら、社長業の一番の心得は会社をつぶさないこと。
これに尽きるのではないでしょうか。
本書は双日の西村英俊(現在は退職しております)さんが社長業での経験をして得た社長観、社長は会社をつぶしてはならないという思いが込められています。
そんな体験と経験から感じた社長の申し送りのようなものを世の中の社長さんや社長を志す方々に向けて書かれているので、ぜひ、後継者の方々に読んでいただきたい書籍です。
その中で第8章を紹介します。
題名は"持っていますか?自分の時間と自分の言葉"
皆さんは、一人で考える時間はありますか?「結婚は男から孤独を奪い、女に孤独を強いる」・・・。
社長業は決断の連続です、会社の問題を突き詰める時間が社長業には必要です。
決断をするために、考え抜かなければ自分の言葉も生まれません。
役員報酬についても第16章に描かれています。
毎日会社をつぶさないように闘っている社長の努力は底がしれず、緊張感は想像できるものではない。 自身への重荷の対価としての報酬を正当に主張しなければいけない。社長の報酬が世間並みの基準しか持たないような会社は成長できる会社ではない。社長としての業績をきちんと説明できる社長を持った会社こそが、幸せな会社と言える。
さて、あなたの会社の社長さんは?
(日経プレミアシリーズ)
小比田 洋希
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